とりから「好きを見つける旅」         今日は ヒグチユウコさん!

こんにちは、とりからです。
皆さんは、作家であり画家のヒグチユウコさんをご存じでしょうか?

僕は、わりと最近(1年位前かな)になって知ってすぐにファンになってしまいました。(遅いw)
ですので、いまだにわかファンで展示会にも行けていない身なのですが、少しその魅力について書いていきたいと思います。

絵本で言えば、「せかいいちのねこ」や「いらないねこ」「ほんやのねこ」などが有名です。
きっと表紙を見れば見たことある~と言う方は多いと思います。

このお話もとても素敵で僕も大好きです。ただ、ヒグチユウコさんの本の魅力を言葉で説明しようとすると、とても難しいんですよね。

なんせ画力が凄すぎる。僕もそうなんですが、絵を見た人って直感的にこの人凄い!この絵凄い!となっていると思うのです。ですのでどうして好きかっていうのは野暮なんですよね。w

他の絵本もあって、僕が一番好きなのは「すきになったら」という絵本です。
この本、絵も言葉もカンペキなので是非とも皆さん一度読んでみて欲しいです。

この本は、すきになったらどうなるか、貴方を知りたくなるから始まるのですが、人を好きになるっていう気持ちを本当に的確に鋭く表現していて、忘れていた気持ちを思い出させてくれるのもあるし、それ以上に、愛の優しさに加えて痛みまでもどこか表現されたいて、本当に切なくなる。

ヒグチユウコさんは画家なので、その絵で優しさとか痛みとかあやうさなんかも表現していて
僕も最初は衝撃を受けて直感で好きになったし、それを説明するのが難しいのですが、何度も見ていて気づいたことがあります。

それは、説得力。

例えば、「せかいいちのねこ」等を見ていても、ねこの表情、ひげやひじ、ひざ、毛並み、柄、色など細かく繊細で丁寧なんです。見れば見るほどそこから感じるのは、ヒグチユウコさんは本当にねこが好きってことです。

好きで好きで大切で大事にしていなければ書けない絵なんですよね。そのクオリティーの絵がずっと続くのですから、本当に作者はねこを愛しているんだと無意識に感じさせてくれる。
僕は、読者はそこから居心地の良さや優しさを感じるのだと思っています。

もう一つ魅力があって、それは
気持ち悪い です。

ヒグチユウコさんの絵は、かわいい、かっこいい、癒されるみたいなプラスの面だけの絵ではないんですよね。そこがまた直感的に好きになる理由だと思う。

一見気持ち悪く見えてしまう目や内臓、血管などをファンタジーの中に閉じ込めてあるのですが、表現は本当にリアル、現実的なんです。

ファンタジーの作家なのに、おそらく世界で一番リアル現実を描く作家なんですよね。
どうしてそうするのか?

もちろん僕にも分からないことですが、おそらくそれでも世界が、ねこが好きだからじゃないでしょうか。自分の大切なもの好きなものに真正面から向き合って、それを受け入れて、それが好きだから肯定してと、ファンタジーのはずが、一番この世界のリアル現実をこうも美しく表現している。

まるで、ありのままでいいよと言ってくれているような、そんな感じ。
たぶん僕は、こういったところが直感的に好きになった理由だと思うのです。

絵本「すきになったら」では、ワニと少女が出てきます。
そのワニは真っ黒な帽子を持っていて、おそらくそれは、悲しさとか孤独とかこの世界の負の塊を表現していると思うのですが、そこに少女が作った白い花冠を飾るんです。

この絵ひとつ取ってみても、言葉だけでなく、絵に優しさと想いが込められていて、僕は本当にこの作品が素敵すぎて好きです。( ;∀;) 

僕が言うまでもなく、世界が認める作家・画家ですから、まだ知らない方はぜひオススメです。

ヒグチユウコさんの魅力をあまり上手く表現できませんでしたが、少しでも伝わっていたら幸いです。拙い文章でしたがここまで有難う御座いました。m(__)m

とういことで、今日の好きを見つける旅は ヒグチユウコさん 大好き!
でした。w

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