おはようございます。
色鳥烏工房のとりからです。
朝活を実行すべく、今は5時に起きようとしているのですが、
ほとんど5時を過ぎて起きてしまいます。
今は、朝がどんどん寒くなってきているのと、日の出も遅くなって来ていて、
この一ヶ月失敗ばかりのような気がします。w
ただ、体や気持ち的にはやっぱり慣れてきているので、
来月も5時起きを、目標に頑張ろうかと考えています。
さて、ブログ日記も久々なのですが、今日は分かったことがあってどうしても
書いておこうと思いました。
私の好きな映画「リズと青い鳥」の事です。
全て私の妄想なのでお気になさらず、できれば読まないで、少し長くなります。
昨日、
「夢を叶えるゾウ0」著:水野敬也
を読み終えました。
この本は簡単にいうと、過去の偉人たちの思考を借りて本当の夢を見つけるための物語であり実用書でもあります。
そのなかで、とても素敵な詩が出てきて読んで思わず泣いてしまいました。
ここでも紹介しますね。
サム・レヴェンソンの「時を超えた美しさの秘密」という詩から引用されているようです。
とても有名な方なのでしょうが、お恥ずかしながら私は初めての出会いでした。
(良かった嬉しい!)
美しい唇を持つためには、優しい言葉を話すこと
美しい目を持つためには、他者の美点を見出すこと
美しい体を保つためには、飢えた人と食べ物を分かち合うこと
美しい髪を保つためのは、一日に一度、子供の指でといてもらうこと
美しい身のこなしのためには、決して自分一人で歩いているのではないと知ること
物は一度壊れてしまうと復元するのが難しいが、人は、転べば立ち上がり、
失敗すればやり直し、挫折すれば再起し、間違えれば正し、
何度でも再出発することができる決して人を見捨ててはならない。一方で、忘れてはならない。あなたが人生に迷い、助けが必要なとき、いつもあなたの手の少し先に救いの手が差し伸べられていることを
年を重ねると、人は、自分に二つの手があることに気づく
一つは自分を助けるため
そして、もう一つは他者を助けるため
サム・レヴェンソン「時を超えた美しさの秘密」より
どうでしょうか。皆さんどう感じましたか?
さて、この本ではこの詩を紹介する前段でこうも紹介しています。
本当の夢は、自分と同じような境遇の他者を救うことで、自分も救う。
他者の夢と自分の夢が重なることが本物の夢であり、その夢を持った者は最高を引き出すことができる。(意訳)
ここの文章を読んでいて、真っ先に思い浮かんだのは、リコリコの二人でした。(チサトはタキナを救うことで自分も救われていた、そして救われたそのタキナがまたチサトを救う。なんだやっぱりエモいな最高かよ)
ようやく本題リズと青い鳥い。(スイマセン)
映画本編では、主人公の傘木希美が一度吹奏楽部を退部したことは一瞬しか出てこないのですが、原作を知っている人ならお分かりでしょう。
やっぱり傘木も大好きな吹奏楽部を退部するという挫折、つらい経験がある。
一方もう一人の鎧塚みぞれは、類まれな音楽の才能を開花させたばかりで高校三年生で自分の進路を決めかねている。
有名なセリフ「神様、どうして私に(鳥)かごの開け方を教えたのですか」
この時、希美は答えを分かっていた。みぞれを鳥かごから放す方法を知ったでも、まだ羨望のなかで揺らいでいる。けれど彼女はその道を選ぶわけですが。
この後の大好きのハグのシーン。二人の心が重なる。(ここ解釈違いなのですが、ここでも二人はずれているとする意見は多い。もともと個は違うものずれているものの認識、交わらないものだからこそ少しでも交わったなら我それ奇跡と思う)
二人の心が重なって初めて、希美は分かったのだろうか、みぞれを解き放つことが、自分を救うことになると。
音楽を一度辞めて、後悔を持つ希美だからこそ、才能のあるみぞれに後悔をしてほしくなかった。誤った道をすすんで欲しくなかった。だからこそ、羨望の気持ちを越えて正しくあろうとした。
鳥かごから青い鳥を逃がす意味の、放す(はなす)ではなくて、
放つ(はなつ)大空に飛んで、その飛ぶ鳥に自分の想いも重ねた
重ねられたのは、やっぱり大好きのハグ、みぞれもまた希美のことを思ったから…
救ったのは希美で救われたのはみぞれ、そんなもんじゃない。希美も同時に救われていたのか、救ったのは希美自身でありみぞれでもあるわけだ。
そして、互いに進路を決めた二人はこれからも続いていく。
やっぱり、なんて素敵な映画なの、感動!
書きなぐりで分かる人にしか理解できない文章で申し訳ありません。
本を読み終えて、頭に二人についての解釈が舞い降りたのでつい、ずっと考えてるんです私、二人の事。
またいつか、考えをまとめられるときがあればまとめます。(約束はできない)
今日は本当に、オタク全開の内容だったな。
本当に、いい作品なんですよ「リズと青い鳥」
今日もここまで、有難う御座いました。
おしまいっ